
「もし今、大きな地震が来たら、この家は本当に大丈夫だろうか?」
南海トラフ地震などの大規模地震が懸念される中、そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
2026年に発生した令和8年熊本地震を経験し、住まいの地震対策について改めて考えた方もいらっしゃると思います。
熊本で暮らす私たちにとって、地震は決して他人事ではありません。
大切なご家族と安心して暮らし続けるためには、万が一の地震に備え、建物そのものの強さや、揺れによる影響を軽減する仕組みについて知っておくことが大切です。
今回は、家づくりで知っておきたい「耐震」と「制震」の違いについてご紹介します。
地震に備える家づくりとは?
地震に強い家と聞くと、「地震で倒れない家」をイメージされる方も多いかもしれません。
もちろん、建物の倒壊を防ぐことは非常に重要です。
それに加えて、地震による建物の損傷を抑え、地震が発生した後も安心して暮らせる住まいを目指すことも大切なポイントです。
そのためには、建物そのものの強さだけでなく、地震の揺れが建物に与える影響についても考える必要があります。
耐震等級だけで安心していませんか?
住宅の地震に対する強さを示す指標のひとつに、「耐震等級」があります。
耐震等級は1~3の3段階に分かれており、数字が大きいほど高い耐震性能を備えていることを示します。
- 耐震等級1: 建築基準法で定められた耐震性能の基準
- 耐震等級2: 耐震等級1の1.25倍の地震力に対する基準
- 耐震等級3: 耐震等級1の1.5倍の地震力に対する基準で、最高等級
耐震等級3は、住宅に求められる耐震性能の中でも最も高い等級です。
耐震性能を考えるうえで、ぜひ確認しておきたい基準といえます。
ただし、耐震は、地震の揺れに対して建物の構造を強くし、倒壊や損傷を防ぐことを目指す考え方です。
建物が地震に耐えられるようにすることに加え、揺れによる建物への負担を抑えることにも目を向けてみましょう。
建物の揺れを抑える「制震」という考え方
地震が発生すると、建物には繰り返し揺れが加わります。
その揺れによって、建物の構造部分だけでなく、壁紙などの内装や仕上げ材にも影響が出ることがあります。また、家具の転倒や落下など、室内での被害にも備えなければなりません。
こうした地震による影響を軽減するために注目したいのが、「制震」という仕組みです。
制震とは?
制震とは、建物に設置した制震装置などによって地震のエネルギーを吸収し、建物の揺れや損傷を抑えることを目指す仕組みです。
耐震が建物の構造を強くして地震に耐える考え方であるのに対し、制震は地震の揺れによるエネルギーを吸収し、建物への負担を軽減する考え方です。
それぞれ役割が異なるため、両方の特徴を理解しておくことが大切です。
「耐震×制震」で、より安心できる住まいへ
耐震と制震は、どちらか一方だけを考えるのではなく、それぞれの役割を理解したうえで組み合わせることも、地震に備える家づくりの選択肢となります。
- 耐震:
建物の構造を強くし、地震による倒壊や損傷を防ぐ - 制震:
地震のエネルギーを吸収し、建物の揺れや損傷を軽減する

この2つを組み合わせることで、建物の強さを確保するとともに、繰り返しの揺れによる建物への負担を抑えることが期待できます。
ただし、実際の被害は地震の規模や揺れ方、地盤、建物の構造などによって異なります。制震を取り入れれば被害を完全に防げるというわけではありません。
だからこそ、住宅会社を選ぶ際には、耐震等級だけでなく、建物の構造や制震の仕組みについても確認しておくことをおすすめします。
ネクストホームがご提案する、地震に備えた家づくり
ネクストホームでは、レンガを一つひとつ丁寧に積み上げる、重厚感と耐久性が魅力のレンガ住宅をはじめ、耐震性能にこだわった「テクノストラクチャーの家」も取り扱っています。
テクノストラクチャーの家は、木と鉄を組み合わせた独自の梁を採用し、構造計算によって建物の強度を確認しながら設計する住宅です。
地震への備えを重視した家づくりをお考えの方にとって、住まい選びの選択肢のひとつとなります。
大切なご家族と安心して暮らせる住まいを実現するために、デザインや間取りだけでなく、構造や耐震性能にも目を向けてみませんか?
ネクストホームでは、お客様のご希望やライフスタイルに合わせた住まいづくりをご提案しています。


まとめ
いつ起こるか分からない大きな地震。
大切なご家族の命と住まいを守るためには、家づくりの段階から地震への備えを考えておくことが重要です。
今回ご紹介したポイントを、ぜひ家づくりの参考にしてみてください。
- 耐震等級を確認する
- 建物の構造や耐震性能について理解する
- 制震の仕組みや効果についても確認する
住宅のデザインや間取りだけでなく、目に見えない構造部分にも目を向けることが、安心して長く暮らせる住まいづくりにつながります。
令和8年熊本地震を経験した今だからこそ、改めて住まいの地震対策について考えてみませんか?
これから家づくりを始める方は、「耐震」と「制震」の両方の視点から、ご家族に合った住まいを考えてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!






